2023の振り返り

新年あけましておめでとうございます。

2024年になって4日目なのにつらいニュースばかりで、ただただ平穏を祈るばかりです。

そして私はまた年が明けてから前年の振り返りをしようとしています。いい加減年内にできるようになりたい(そもそも2022年は振り返りすらしてへんけどな)。

例のごとく個人的な振り返りで自分のための備忘録のようなものです。それを公開するなって話なんですけど……(笑)。

 

まずいきなりだがいつもツイートでやっている「2023年の現場を振り返る」をやりたいと思う。

 

1月 関ジャニ∞「DOME LIVE 18祭」大阪2
2月 舞台「ザ・ビューティフル・ゲーム」大阪1
3月 内博貴「Live Houseにおいでよ」大阪2
    ジャニーズWEST「POWER」横浜1
4月 舞台「港町純情オセロ」大阪1
5月 ジャニーズWEST「POWER」大阪2
    舞台「Endlles SHOCK」1
7月 Jr.EXILE「BATTLE OF TOKYO」大阪1
8月 SUMMER SONIC 2023 東京
9月 FANTASTICS「BACK TO THE MEMORIES PART3」大阪2
10月 お試し超特急 名古屋
   舞台「少年たち」1
   錦戸亮「Untitled」名古屋
11月 錦戸亮「Untitled」福岡1 大阪3
   舞台「キャメロット」大阪1
12月 渋谷すばる「ん」大阪
   超特急「T.I.M.E」大阪1

 

なんかいろいろ増えてへん? というところはひとまず置いておいて……2023年はいろいろな現場に行かせてもらって、とても充実した一年だった。

コロナも5類になって、声出しも解禁されて、日常が戻ってきて楽しかった。もちろん毎回ドキドキしながら体調管理をする日々ではあったけれども。

 

中でもやっぱり私は錦戸担なので彼の話になってしまうのだが。鎖骨骨折してて何やってんねんって感じではあったけど(笑)、なんかほんとに幸せそうでよかったなぁってすごく感じたツアーだった。

一応FC限定ツアーということで、彼を好きな人が集まっているからというのもあったと思うが、なんかこう彼とこちら側の距離が近かったというか(物理的な面だけではなく)、彼がこちらのことを信頼している感じがすごく伝わってきた。

実際言葉でも、「ここにいる皆さんは知ってると思いますけど」と前置きして自分の性格を話していたり、こちらのことを「いいバカだねぇ」と笑ってくれたり、錦戸亮錦戸亮のファンとの関係性というか空気間みたいなものが出来つつあるな、と感じた。

それはドームを埋めるような規模ではなくなってしまったかもしれないけれど、密であたたかな空間だなって思うし、何よりその空間で幸せそうに笑う彼の笑顔を見ることができて、私もめちゃくちゃ幸せだったし、ああ、よかったなぁ……って。独立して4年という月日が経ったが、最初の頃はこんな気持ちになれるなんて思っていなかった。

今回のツアー、最初の5曲は事務所にいた頃の曲だったのだが、「僕は僕やし、今いろいろありますけど僕は(過去も)肯定してやっていくので」と、「(自分が製作に関わった曲は)たぶん誰もやらないでしょうしこれからも僕が歌っていこうと思います」と宣言していて。もしかすると事務所時代に縋っているとか、当てつけだとか、そういうふうに見える方もいるかもしれない。でも、そうじゃなくて、彼は自分がやってきたことに誇りを持っていて、なかったことにはしないよって、自分の過去も私たちが関ジャニ∞やNEWSの錦戸亮を応援してきた時間も全部全部大事にしてこれからも進んでいくよってことだと私は思った。

その5曲に続いて歌われたのが「ハイボール」という曲なのだが、その曲で「今が好き」と高らかに歌い上げる姿に私は毎回グッときた。このオープニング6曲は、多くは語らない彼なりの決意表明でありメッセージだなぁと、相変わらず粋でずるい男だよなぁと思わずにはいられなかった。

 

そう、やはり2023年を振り返る上で、事務所の問題は外せない話題だと思う。いや、触れないこともできるけど、能天気に「2023年楽しかったでーす」とはさすがに言えないので。

それでも個人的にはそこまで落ち込んだりはしていないというか。それは関ジャニ∞やWEST.が変わらずに5人で、7人でいてくれているからだと思う(Kis-My-Ft2に関してはこれとは別に脱退があったのでつらかったけど6人は変わらずにいてくれてよかったと思っている)。

もちろん理不尽だと思うこともたくさんあったし、本来の問題からかけ離れたところにまで話が及んで完全なる二次被害だと思ったし、本人たちはかなり悩んだり苦しんだりしているだろうし、実際に事務所を去る人もいる。渦中の苦しみは計り知れないけれど、変わらずに私たちの前に立ってメンバーで笑っていてくれるから、たとえグループ名が変わってもグループの形が変わるわけじゃないと信じさせてくれるから。だからこちらも変わらず応援し続けるだけだよなぁと思っていた。

思っていたのだけれど。やはり実際、彼らが「関ジャニ∞」という名前をもうすぐ名乗れなくなってしまうと思うと、とてもつらい。「漢字・カタカナ・記号て!」と言いながらも20年以上守ってきたその名前を奪われてしまうなんて。でも彼らが前向きだと言うので、私もなんとか前向きに捉えていきたい。なんやかんやで変化を受け入れやすい体質になってしまったので(笑)。

これから事務所が、彼らの活動がどうなっていくのか分からないけれど、20周年や10周年を楽しいものにしようと準備してくれているのは伝わるし、もう全力で楽しむだけだよな! と自分に言い聞かせている。

 

そんな事務所の問題があったからというわけではないのだが、2023年はこれまた事務所外の推しが増えた年でもあった(笑)。

ドラマで個人を拝見していてグループに属していることを知ってはいたがグループの活動までは見ていなかったのに、見始めたらなんとびっくり即沼ドボンを2組もやってしまい、これ以上推しを増やさないでくれと自分が一番思っている……(笑)。

でもまた新しい世界を見ることができて、知らないだけで素敵な方がたくさんいらっしゃるんだなぁと気付かされた一年でもあった。

とりあえず新たな推し2組の最新曲のMV貼っときます(貼らんでええ)。

 


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今後、事務所の垣根を越えて様々な共演が見られればいいなぁと思う。そういう面ではこれまでがおかしかったと思うので、2024年はすべてがいい方向へ向かうことを願っている。

2021


遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。
もう2022年になって10日ほどが経とうとしているところですが、今さらながら超個人的2021年を振り返りたいと思います。


本当に早く縁を切りたいけれど2021年を語る上で切っても切れないのが新型コロナだろう。
2年目に突入し呆れや憤りは増すばかりだがぶつけるあてもなく、さらにワクチン接種への不安や副反応にも振り回された。
私自身も恐らくストレスから前半は体調を崩すことが多かった。というより多分体調が良いと思える日のほうが少なかった。漸く10月に緊急事態宣言が解除され、現場に行ける機会が増えるごとに元気になっていったので、本当にエンターテインメントに生かされているなぁと実感した。いつも本当にありがとうございます。


そんな2021年。私の推し事から感じたことをつらつらと書いていこうと思う。


2021年元日、関ジャニ∞Instagramアカウントが開設された。
亮ちゃんが独立したときに何も分からず登録して、1年少し経って、私自身もやっとInstagramに慣れてきて他のジャニーズグループのアカウントをフォローしてもいたので、1年少し前と違いすんなり馴染んだ。
9月に大倉さんの個人Twitterアカウントが開設されることになるが、事務所にいてもSNSで発信し、身近に感じさせてくれるというこれまでには考えられなかったことも、自然と受け入れている自分がいた。

そんなふうに、なかなか会えない中でも関ジャニ∞は様々なコンテンツを通して私たちファンに喜んでもらえることを考えて提供して寄り添ってくれた。自担がいない寂しさよりも、新しい楽しさをくれる。形は変わってしまったけれど、今の関ジャニ∞のこともどんどん好きになった。


そう思えるのは、自担――錦戸亮ちゃんがめちゃくちゃ頑張っているからに他ならなかった。


彼は2021年、このコロナ禍で年間45公演、ステージに立った。
会場や日程変更はあったものの、一度も中止することなく、立ち止まることなく走り続けた。必ず前後左右一席空け、参加する側も公演数日前から体調に関するアンケートに答え、毎回「静かやなぁ」と言われながらも声を出すのを我慢して、45公演無事に開催された。
ライブハウスから、ホールツアー、お誕生日公演にアリーナ公演。その会場やアルバム・公演のテーマに合わせて変化する演出、構成、音楽に私は圧倒された。こんなこともできるんや、って感動した。「関ジャニ∞にいる錦戸亮」が好きだったけれど、その時にはなかなか見ることができなかった部分を見ることができている、そんなふうに思った。

(春に行なわれたホールツアーのトレーラー映像がYouTubeで公開されているのでよかったら見てみてください。)


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それは赤西仁くんとやっているNO GOOD TVもそうで、2021年6月から17LIVEという場所で隔週で生配信もしていたのだが、素に近い感じで話している彼の言葉に、ああ、錦戸亮ってこういう人だよなぁ、と毎回のように噛み締めている自分がいた。ガラ悪そうに見られがちだけど(笑)真面目で小心者で、人にも自分にもちゃんと厳しくできて、でもめちゃくちゃ優しくて。だから好きになったんだよなぁって。
グループの中にいたら、こんなふうに「錦戸亮」という人間をまじまじと見つめることもなかったのかもしれないなぁ、見ているようで見ていなかったのかもしれないなぁ、と思った。

話が少し逸れたが、彼はこのコロナ禍でも自分ができることをやりたいことを最大限にやっていたのではないかと思う。もちろんやりたくてもできなかったこともあるのかもしれないけど、この状況下で45公演やりきるのは並大抵のことではないし、スタッフさんの力ももちろんあるけれど、先頭に立って進む彼の意志の強さやプロデュース力の凄さを感じた1年だった。

正直彼の独立を100%受け入れられることはないと思うけれど、99%くらいは受け入れられた気がするし、何より「今」の錦戸亮関ジャニ∞がめちゃくちゃ魅力的に私の目には映っているので、それを全力で楽しみたいという思いのほうが断然強くなった。


そしてもう一人。
12月に開催されたHIROKI UCHI LIVE 2021の大阪公演を観てきたのだが、こちらも本当に楽しかったしとても感慨深かったので書いておきたい。

舞台俳優としての活動が多い内博貴くんですが、彼はライブが好きだし、ファンと交流できるその場をとても大事にしてくれている。
そんなライブがしばらくできなかった期間を経て、2017年に再開された内博貴のライブは、サマパラやふゆパラの中の数日を使ったものだった。もちろんそれでも嬉しかったし、東京公演しかなくても都合がつけば観に行ったし、ちゃんと彼の好きなバンドスタイルでのライブだったし、楽しかったし何も不満はなかったのだ。

でも今回は「HIROKI UCHI LIVE 2021」と題して大阪と東京で開催された。サマパラやふゆパラの一環ではなく、全く単独での開催だった。しかし特に気に留めることもなく、大阪公演がある! やったー! くらいの気持ちで大阪公演に行った。

全然違った。

このライブのためだけに用意されたセットで、オープニング映像まであって。MCもこのコロナ禍で声が出せないファンとのコミュニケーションについて前年のMCで「LINEみたいなんできたらいいのになぁ」って言っていたものが実現していたし、どこまでが本人の希望なのかは分からないけれど、全てが「内博貴のライブ」のために用意されていることが心の底から嬉しかった。その中で真ん中で歌って喋って時には踊って生き生きしている彼を見ることができて、本当に嬉しかった。

彼が「ライブ」で大阪に来るのは実に10年ぶりだった。サマパラやふゆパラの時にも「ツアーができたら」とよく口にしていたけれど、地元・大阪ですらそれだけの期間叶わなかった。それがやっと叶って、「また大阪でライブやるからね」と東京へ戻っていく彼が本当に眩しかった。今度はきっとまた近いうちに大阪でライブをする彼に会える気がした。
そんなふうにもっともっと彼のやりたいことが実現してほしいという思いがさらに強くなった。
実はMCの質問募集で「今後の夢や目標は?」というような内容を送っていたけれど採用されず(笑)、なかなかそういう話を聞く機会がないので分からないが、ライブはやりたいみたいだし、何より歌がめちゃくちゃ上手いのでもっといろんな人に聞いてほしい……! とりあえずジャニーズの公式YouTubeチャンネルで今回のライブのダイジェストが公開されているのでぜひ見てみてください(宣伝)。
年1回と言わず、2回3回ライブができたらいいし、東京大阪以外にも行けたらいいね。そうなるようにYouTubeの再生回数を上げるね(それくらいしかできることが思いつかない……何かいい案があれば教えてください(?))。


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すばるくんに関しては完全に茶の間なので、たまにYouTubeやサブスクで彼の音楽に触れて、ああ頑張ってるんだなぁ、この声もシャイなとこも変わらないなぁ、って見させてもらっている。

8人が8様に頑張っている。それがめちゃくちゃ伝わるから、誰を否定するでもなく応援したいと思わせてくれる。そんな人たちなのだ。関ジャニ∞という男たちは。

そのことを改めて認識させてもらった、個人的にはそんな2021年だったように思う。


もうひとつの推しグループ、ジャニーズWESTには中止に見舞われて会えなかったので、より関ジャニ∞と向き合えた時間だったのかもしれない。

でも2021年はさらに推しが増えた(笑)。
まずこちらは正確には2020年からだが、友人のダイマによりKis-My-Ft2に落ち、そして2021年同じ友人からのダイマにより、ジャニーズの枠を超え、海を越え、BTSにドボンしてしまったのである(笑)。仲良し7人組を私に勧めないでください……(小声)。

Kis-My-Ft2はライブの演出が本当に素晴らしくて、まだ配信や円盤でしか見れていないが、よく思い付くな?! の連続で、映像でこんなに圧倒されているのに生で見たらどうなるのか既にワクワクが止まらない。まさにエンターテインメントの力で殴られたような、そんな衝撃をくれるグループだ。

BTSは、そもそも国が違えば文化も違うので、正直K-POPは食わず嫌いしていたところがあったのだが、むしろ異なる文化に触れることで視野が広がった気がして、この塞ぎ込みがちな世の中ですごく救われた気がしている。ビジュアルがめちゃくちゃ良くて歌もダンスも段違いに上手いところは流石だが、そんな世界的トップアーティストなのにみんなすごく謙虚で繊細で優しい。考え方からも学ばせてもらうことが多く、国連でのスピーチにもとても感銘を受けた。


そんなたくさんの推しから、たくさんのパワーをもらって暗い2021年を明るく乗り切ることができました。
2022年こそ、本当に世界が明るくなりますように。
そして2022年も大好きな人たちを自分のペースで楽しく推していきたいと思います!

10月1日

2019年10月1日、広大な裏砂漠を歩く映像が突如公開されてから今日で1年が経った。

あの時は、彼が、彼の大好きな関ジャニ∞ではなくなってしまうことに私は号泣していたけれど、びっくりしすぎて涙は引っ込み、気付けばもう笑うしかなくなっていた。

それから2019年内はほんとに状況を完全には呑み込めていないまま、ついていくのに必死だった。

でも、もし、2019年10月1日に、彼がメディアから消えていたら。

あの映像の公開があのタイミングでなかったら。

1年経って、そんなことを考える余裕が出てきたので、またちょっと振り返りながらだらだら独り言を綴ってみようと思います。

 

2020年10月1日、あれからちょうど丸1年くらいの時間に、彼はまたYouTubeに動画を投稿した。

8月に開催されたファンミーティングで歌った吉幾三さんの「と・も・子・・・」。

実際に聴いた時、すごく、すごく世界観に引き込まれたのを覚えている。それは彼の表現力が素晴らしすぎるからだ。独立してから、演技している姿を見ることはなくなっていたけれど、また彼の演技が堪らなく見たくなった。

また、これほどまでに人の歌を自分のものにして歌えるということにもすごく感動して。ジャニーズにいても他グループの曲を歌うこととかはあったけれどまた少し違っていて。私にとって新たな発見だったし、カバーアルバムとか出してほしいなぁなんて思ったりもした。

 

でも、そう思えるのって、「今」があるからなんですよね。

関ジャニ∞でなくなってしまうなんて嫌だ、信じたくない、受け入れたくない、それに亮ちゃんはこれからどうするの? もう会えなくなってしまうの?

2019年9月30日の時点では、これから先のことなんて全く分からなかった。

でも、10月1日になった瞬間、なんか分かんないけど、彼はこれから先も私たちの前に立ってくれる、歩いて――いや走っていってくれるんだということは分かった。

実は、それにめちゃくちゃ救われてたのではないかと、1年経ってようやく思うことができた。

あれがなかったら、どんなふうに10月1日の朝を迎えていたのか分からない。想像もつかなくてちょっとゾッとする。

 

別々の道を歩むことにはなったけれど、彼がまだ表現し続けてくれているから、私は今、新たな夢を見ることができている。

すばるくんがカバーアルバム出してたけど、亮ちゃんに出してほしいとは考えたこともなかったし。

YouTubeでこんなに気軽に素に近い姿を見られるなんて想像もしていなかったし。

武道館に1人で立つなんて思いもしなかったし。

本当に、想像はしていなかったし望んでいた形とは違うかもしれないけど、たくさんたくさん新しい景色をこの1年でも見させてもらったし、これからもっともっと見せてくれるんだろうなって確信している。

 

なんでこの1年経ったタイミングであの映像なんや?? って思ったけど、演技も音楽もほんとに何でもできるしやってみせるんやっていう気持ちの表れなのかな? って私は思いました。

 

まぁ正直、今も完全に受け入れられているかと言われれば簡単に頷けはしないけれど、それでも過去には戻れないし「今」を生きていくしかないから。その「今」を、同じ時代を生きることができているのは何にも代えがたい事実。

また、新たな魅力に気付かせて、どんどん「好き」を更新させてほしい。

しがない錦戸担の2019年を振り返る

年の瀬に突然すみません。

今までも何度かブログとして書き残したいと思うことはあったのですが、如何せんめんどくさがりなもので行動に移しては来ませんでした。
でも今回は、自分の気持ちの整理のためにも、自分の今後のためにも、何か今の想いみたいなものを残しておきたいとようやく開設に踏み切りました。

先にお断りしておきます、超絶個人的な話しかしません。なんなら登場する団体・個人名は実在の人物等と一切関係ございませんと言いたいくらい。いや、関係はしてるんですけど。

そんなことはどうでも良くて、タイトル通りこのいろいろあった2019年を個人的に振り返りたいと思います。完全自己満です。長くて拙いです、すみません。

その前にまず、必要最低限のプロフィールだけ。

2005年春頃 関ジャニ∞沼にドボン(錦戸担)
リアルタイムではほとんど8人を見ていないくらいなのにめんどくさいほどに8人厨
2015年秋頃 ジャニーズWEST沼にドボン(重岡担)
現在に至る

以上を把握いただいていたらだいたい話は伝わるはず……! と信じて進みます。



2019年1月1日

関ジャニ∞は6人でカウントダウンコンサートに出演していた。
事実上、2018年7月15日から6人で活動していたが、契約上はこの日をもって関ジャニ∞は6人となった。どこか寂しさはあったけれど、既に6人でのライブも見ていたので、この人たちなら大丈夫だという信頼はあった。


時は遡って2018年4月15日

私たちに衝撃が走る。その数日前に一部週刊誌で報じられた内容を「そんなん嘘やん」と笑っていたのが、笑えなくなった。
まだ病気のことも私たちは知らなかった中で安田くんのいない会見。誠実すぎて、私は「なんでなん」と思っても受け入れることしかできなかった。


そして2018年7月15日

関ジャニ∞は6人で札幌ドームのステージに立っていた。
どうしてもこの初日を見届けたくて私も札幌へ飛んだ。前半は涙が止まらなかった。
それでも彼――錦戸亮は、ファンに寄り添うような言葉を掛け、自分が引っ張ると何度も言っていた。今までに見たことがない彼の姿がそこにあった。
単純に彼が頑張ろうとしている姿は頼もしくもあったし嬉しくもあった。そんなに頑張らなくてもいいよ、とは思ったけれど。

その前にすばるくん最後の関ジャムで「寂しいな」と涙を流したこと、ジャニーズWebの連載で「永遠なんてない」と綴ったこと、それらはずっと私の心の中に残っていた。


戻って2019年3月

亮ちゃんは1月から始まった月9ドラマに主演し、主題歌も関ジャニ∞が担当していた。
その発売日付近だったと思う。一部週刊誌で彼の脱退が報じられた。
今までなら「週刊誌の言うことなんてほとんど嘘」、「ありえへん」と言い切っていた。でも、この時はそう言いたいのに、そう思うのに、言えなかった。もしかしたら本当かもしれないという思いが過ぎった。
否定できないのが悔しかった。発売されたばかりの「crystal」に収録されていた「咲く、今。」を聴いて泣いた。すばるくんのことを歌っているのかと思っていたけれど、もしかしてもしかすると……考えたくもないけど考えてしまった。

その後も、もし会見するなら日曜日かと毎週メールが届くんじゃないかとビクビクした。でも、ツアーのお知らせが来て申し込みが始まっても何もなかったから、大丈夫かなって、やっぱり嘘やったんやって、ちょっと安心した。


2019年7月20日

私は十五祭の名古屋公演を観に行った。すごくすごく、楽しかった。
でもなんで最後の挨拶がVTRなのかとか違和感もあって。友人とそんな話もしながら、でもすごくいいコンサートだったねと余韻を噛み締めていた。


2019年9月1日

私は自分の部屋で泣いていた。
この3日間が終わったら……という漠然とした不安に襲われていた。そう思うなら、見つからないとしても東京ドーム公演のチケットを探すべきだったんじゃないか、いやきっとまた次がある……自分で自分に言い聞かせていた。


2019年9月3日

夕方、仕事が終わってTwitterを開いたら、8人のBOYの画像で溢れていた。私は気が動転した。なんとしてでもこの目で見たい。それに、博貴も今日の公演を観に行ってるんじゃないかと直感で思った。
もちろん開演には間に合わないし(関西在住)チケットもないから入れないのはいい。でも8人のBOYはどうしても見たい。見なきゃ後悔する。
私は駅に向かって新幹線のチケットを買った。友人たちも背中を押してくれた。新幹線の中でお弁当に入っていた唐揚げを泣きながら食べた。どうか、どうか最後じゃありませんように。

到着した東京ドーム前。BOYはお出かけ中だった。
それはTwitterで事前に把握していたので、自分が帰るまでにどうか戻ってきますようにと祈りながら待った。
結局、BOYは戻って来ず、あの場に1時間も居れなかったけど、あの空気感を味わえただけで十分だった。勝手に仕上がれのeighterの声も外まで聞こえていた。心の中で一緒に叫んで、どうか届きますようにと願った。

新幹線の終電にギリギリ駆け込んで、Twitterでコンサートの情報を待ちながら帰った。
そして最後に「15→16 to be continued」と表示されたと知り、続くんだとホッとした。
次こそは東京ドームへ会いに行こう。また次東京ドームで会おうねとリプをくださった方もいた。


2019年9月5日

これまた夕方。私は仕事終わりに仕事の買い出しで100円ショップにいた。まとまった数を注文するものだから店員さんが注文票を取りに行ってくださってる間にそれまで開いてなかったスマホをチラッと開いた。
メールが届いていた。そこで悟った。やっぱり、来てしまったか、と。
Twitterのトレンドを開けば何が起きているかは把握できた。
注文票を持って来てくださった店員さんには仕事のように対応してその場を凌いだ。
その後も予定があったけれどもう帰ろうと思った。
オタク友達以外からも連絡が来ていた。帰って静かに泣いてるうちに寝落ちていた。


2日程は実感が湧かなかった。
日曜日になって、自分の部屋でゆっくりしていて少しずつ、どういうことなのか分かってきて、でもすべては理解できていなかったように思う。


2019年9月28日

ギリギリなのは分かっていたけど、私はジャニーズの彼に最初で最後のファンレターを書くことにした。
これまでのありがとうを認めて、自己満足やけど、朝のうちに速達で出せば間に合うかなって投函した。


2019年9月30日

彼のジャニーズとして、関ジャニ∞として最後の日。
泣いても喚いてもそれが覆ることはないのだろうと分かってはいながら、泣くことしかできなかった。
「元気が出るソング」を聴きながら、「永遠」を願った彼がどうしてこの決断に至ったのかどうしても理解できなくてただただ泣いた。

そして、日付が変わる。


2019年10月1日

日付が変わった瞬間、世界が一変した。
YouTubeに公開された動画。8UPPERSのエースを思わせるスニーカー。
ああ、この人は本当に旅に出るんだ。
そう思いながらあまりのせっかちさに笑うしかなかった(笑)。

そしてお昼にはツアーやアルバムが発表されて、何の気持ちの整理もついてないままとにかく私も走り出すしかなくなった。


その後もSNSやら何やらで日々情報が出てきて、すばるくんのアルバムも発売されて、「なんやこの世界は」と目眩を覚えながらもただ走っていた。

エイトは5人で新たな挑戦をして、私たちを楽しませてくれた。自担がいないからと嫌いになんてなるわけもなくて、むしろもっともっと好きになった。

なんや、意外とこの状況を受け入れてるやんか。
そう思っていた。


2019年11月19日

亮ちゃんのライブハウスツアーの大阪公演に入った。一人でチケットを取ったのはいいものの、初めてのことに不安でいっぱいで誰か誘えば良かったと思いながら開演までの時間を過ごした。
亮ちゃんはそこにいた。ツアーTシャツにジーパン、ギター1本で、一人で真ん中に立っていた。
大好きな彼をずっと見ていられる時間は贅沢だった。でもこれがずっとこれからも続くのか? と考えると全然想像ができなかった。“ソロコンサート”に来た、くらいの気持ちにしかなれなかった。


2019年11月23日

予定を済ませて新幹線に飛び乗り、グローブ座へ向かった。ふゆパラの内博貴公演を観るために。
「大阪ロマネスク」を博貴が歌うことはもう知っていたけど、ピンクに包まれて歌う博貴を見て、ここで十五祭が完結したような気がした。


2019年11月27日

「友よ」が発売された。ぼちぼち大切な夜で、「もう脱退はやめよう」、「次は閉じよう」と話しているのを見て胸が痛くなった。そんなの聞きたくなかったし見たくなかったけど、でも見せてくれるのが関ジャニ∞なんだ、だから一緒に歩かせてもらえるんだと思った。


2019年12月27日

前日に仕事を納め、家でのんびりミュージックステーションスペシャルを見ていた。
私のもうひとつの推しグループ、ジャニーズWESTが初の東京ドーム公演をすることが発表された。
喜ばしいことだ。でも私は泣いていた。嬉し涙じゃない、悔しいのか悲しいのかよく分からない涙だった。
私は5大ドームの中で東京ドームだけまだ未経験だった。でも次は、東京ドームへ行くと決めていたのだ。彼がいるはずの、関ジャニ∞の東京ドーム公演に。
そう思ったら涙が止まらなかった。3ヶ月程訳も分からず走ってきて、初めて本当の気持ちに気付けた気がした。
やっぱり、関ジャニ∞にいる錦戸亮が好きだ。ずっと関ジャニ∞で笑っていてほしかった。
どうしてそれが叶わないんだろう。

スッキリで放送されたというインタビューを見た。
「躍りが上手いわけでも歌が上手いわけでもない」
「自分が引っ張る」と言った1年前の夏を思い出していた。これはあくまで私の想像に過ぎないけど、「引っ張れる程の何かが自分にはない」って思ったのではないか。
そんなの、彼には彼にしかない魅力がある。すばるくんの代わりなんて誰にもできない。できてたまるか。同じようにあなたの代わりも誰にもできないんだよ。
もし私の推測が正しかったとしたら、つくづく馬鹿な人だと思うけど、たぶん違うよね。

すばるくんの時と違って、本当のことが分からなくてまだまだ右往左往してるけど、それでも時間は流れていく。また走っていく。

もうすぐ、2020年がやって来る。
どんな年になるんだろう。

ただ、人生のステージの上にはいつだって全員で並んでいる。